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©ペトス・講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会
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SPECIAL

本渡さん・Lynnさんは語りたい

――おふたりが演じるひかりとひまりは、双子の姉妹という関係で、掛け合いの場面も多いですよね。
本渡さんから見て、ひまりとLynnさんの共通点というと?
本渡楓(小鳥遊ひかり役)
結構、似てるところがあるんじゃないかなって、勝手に思ってるんですよ。マジメなところだったり、しっかりしているところだったり。ただそれも根っからマジメというよりも、お姉ちゃんがああいう……。
Lynn(小鳥遊ひまり役)
本当に天真爛漫すぎるというか、ハチャメチャなので(笑)。
本渡楓(小鳥遊ひかり役)
だからこそ「わたしがしっかりしなきゃ」って気持ちから来るマジメさなのかなあとか。だって、ひまりちゃんもときどきスゴい顔してますからね。
Lynn(小鳥遊ひまり役)
そうそう(笑)。ひまりは中学時代のわたしにそっくりなんですよ。周りにも優等生っぽく見られてたし、「しっかりしたところを見せて、みんなに認められたい」みたいな気持ちもあったし。でも、内面的には全然子供だったり。気持ちがすごくよくわかるので、すんなり演じられてるかなと思います。
――逆に、Lynnさんから見て、本渡さんとひかりの似ているところというと?
Lynn(小鳥遊ひまり役)
いやあ、ふたりとも本当に愛おしいんですよ。ひまりは姉のことをまるで妹みたいに思っているところもあるし、わたしも本渡ちゃんを見ていると「こんな妹がいたらいいな」って思っちゃう(笑)。アフレコのときなんかも、休憩時間にスッと隣に座ってきてくれたり……。
本渡楓(小鳥遊ひかり役)
なんというか、甘えたくなっちゃうんですよ。作中でも、ひかりが甘えてる場面がしょっちゅうでてくるんですけど、「かまって!」って行くと「はいはい」って言われたり、「ヤダ」って拒否されたり(笑)。だからですかね、わたしも休憩中、スッと横にもたれかかりに行っちゃうんです。
Lynn(小鳥遊ひまり役)
わたしは普段、そんなことはないんですが近寄るなオーラを放ってるらしくて(笑)、なかなかみんなそういうふうに来てくれないんですけど、本渡ちゃんはいっぱい話しかけてくれるので、ありがたいなって思ってます。
――劇中のふたりは、なんだかんだと言いながら、仲がよさそうですよね。
本渡楓(小鳥遊ひかり役)
ひかりの髪の色がもともと明るいから、それにあわせてひまりが髪を染めてる、っていう話も出てきましたよね……。ふたりに関して言うと、過去に何か、大きく変わるような出来事があったのかな? と思ってて。
Lynn(小鳥遊ひまり役)
そうだね。ひかりが「妹と約束したから」みたいなことを言うシーンがあるんですけど、実際に何があったのかは、まだ描かれてないんですよね。すごく気になってはいるんですけど……。
本渡楓(小鳥遊ひかり役)
一体、何があったんだろう? って。あとふたりは、お揃いのキーホルダーをつけてるじゃないですか。こうもりのヤツ。
Lynn(小鳥遊ひまり役)
あれ、いいよね。グッズにしてほしいです(笑)。
本渡楓(小鳥遊ひかり役)
グッズ化希望で!(笑)
――アフレコ中で印象的だった出来事はありますか?
Lynn(小鳥遊ひまり役)
ふたりのかけあいのシーンは結構、アドリブも多いんですよね。アドリブって、事前に打ち合わせすることもあるんですけど、このふたりの場合は、噛み合ってないのも面白いのかなと思って。ひまりは一方的に怒ってるんだけど、ひかりは一方的に甘えてる、みたいな(笑)。なので、打ち合わせをせずに本番に臨んでいます。
本渡楓(小鳥遊ひかり役)
なんか上手く行った気がします(笑)。Lynnさんがガンガン突き放してくるので、わたしも負けじと前に進む感じで。すごく面白かったですね(笑)。
――では最後にメッセージをお願いします。
Lynn(小鳥遊ひまり役)
ひまりは、そんなに出番が多くはないんですけど……。本当にお姉ちゃんのことが大好きな妹なので、その愛に溢れたお芝居を、楽しくコミカルに演じられたらと思っています。あと、じつはナレーション的なことをやらせていただいていて。そちらも楽しく、聞いていただけると嬉しいです。
本渡楓(小鳥遊ひかり役)
さきほど、Lynnさんがアドリブについて話されてたんですけど、わたしたち以外もみなさん、面白いやり取りをされていて。そんなふうに、面白い要素をどんどん詰め込んだ作品になっていると思うので、ぜひ何度も観ていただけたらいいな、と。あとこの作品では、亜人ちゃんひとりひとりがそれぞれに悩みを抱えていて……。きっと共感して見ていただけると思うので、そうした部分もぜひ楽しんでいただければと思います!